【小説家用】失敗しないカクヨムのはじめ方・著作権などの簡単に説明

カクヨムはじめ方画像

カクヨムとは【KADOKAWA】(角川書店)と 【はてな】 による共同Web小説サイト。
誰でも自由なスタイルで書き、読み、交流ができるサイトです。

カクヨム 登録の仕方

https://kakuyomu.jp/←公式サイトをクリック

まずは公式サイト画面へ。
開くと、右上に『新規登録(無料)』のボタンがあるのでクリック!

次に下記画像のように表示されます。(パソコン上でも同じ画面)

空欄のメールアドレス、ユーザーID、パスワードを埋めるのですが、まずはユーザーID以外を埋めてください。

メールアドレスやパスワードは登録後、変更が可能です。次にユーザーIDを決めるのですが、IDはとても重要です。

・ここだけは気をつけて!

ユーザーIDは重要です。大事なことなので2回言います。

※ユーザーIDとは……自分専用のURLコードのこと。変更はできません。
変更する場合は、退会後に再登録すること。退会すると作品は全て削除され、親しい人とのやり取りも削除されます。

ご自身で作品のバックアップを取ることくらいしか出来ないのでお気をつけください。

さらにユーザーIDは設定すると一般公開されますので、よく考えて決めましょう。
個人情報である電話番号やメールアドレスはもちろんダメですよ。危険です。

例えば私の場合@masio33なので、カクヨム公式サイトで検索する欄にこのIDを入力し、ユーザーで探すと出てきます。

このようにIDは、その人のページを探すことが可能です。

【余談】
公式サイトにログインせず、ネット上で検索し直接そのユーザーのページに行くことが可能です。
やり方は簡単、https://kakuyomu.jp/users/の後ろにユーザーIDの@の後ろ部分を入力しそのURLを検索です。

ペンネームは変更できます。ただ、ペンネームとIDが似ている方が探しやすいので読者に親切かなと思います。

・ユーザー登録ボタン

次に『利用規約』と『ガイドライン』を読んで、メールマガジンを受け取るのであればチェックし『ユーザー登録』ボタンを押します。

最後はメールがカクヨムから来るので、開きます。

『小説をフォローしますか』と質問があり、今はしなくともどちらでも良いので押して次へ進みます。

『プロフィールに戻る』項目があるので押して、自分のプロフィール画面が表示されれば登録完了です。

皆様お疲れさまでした。小説執筆や読書、楽しんでくださいね!

初心者が最初に知りたいこと(知りたかったこと)

なーんにも知らない、規約守ってれば全部書き方も自由でしょと思う方へ。

ええ、もちろんです。私も初めて執筆したときはそうでした。自分の書きたいように自由に書きたい。という方は問題ありません。

しかし、一度でも読まれたいと思っている方は【暗黙の了解】を参考にして頂けたら幸いです。

・暗黙のルール 

趣味であれプロを目指している方であれ、【読者】が【文章を読める】というのは重要です。内容の面白さや良し悪しではなく、読者に【言語として読んでもらう】ことの、読みやすさです。

暗黙のルールとは……小説の基本ルールとWEB媒体での扱い方です。

初対面で人と合うときにオシャレより先に身だしなみ、つまり清潔感ですよね。相手に敬意を表しています。それと同じく読者に読みやすいようにルールがあります。

以下チェックされてみてください。

  1. 行頭は一字あける。ただし「」から始まるものは一字あけない。
  2. 句点(。)は「」の中で文末の場合は入れない。
  3. 感嘆符の後ろは一字あける。!と?の後のこと。ただし、「」の中で文末の場合はあけない。
  4. 感嘆符の後に句点(。)は付けない。
  5. ダッシュ(―)と三点リーダー(…)は偶数(―─)(……)であること。
  6. 「」の中に入れるなら二重括弧の『』であること。
  7. 数字は基本、漢数字(一二三など)

次にWEB媒体での扱い。

まず注目するところは、横書きが多く読者の環境によりますが、スマホで読もうとすると文庫本の半分ほどの小さいサイズです。

なので、文字が詰まって長文だと目が痛くなる……というのは個人的な感想ですが、読みづらいのは確かです。

そこで空行(余白)を入れることによって読み続けやすくします。目の負担を減らしてあげましょう。

そしてこの記事もそうですが、WEB媒体なので基本ルールの『行頭の一字あける』は、あっても無くてもどちらでも良くなります。

もちろん書き方など自由なので、ストレスなく作者様の書きたいように書くことが一番です!

必須ルールではないので暗黙のルールです、楽しんで書きましょう。

以上、暗黙のルールとは読者の負担を減らして読みやすくするためのルールでした。

・応援について

作品の各エピソードにつけることができる『いいね♥』のようなものです。

応援はレビュー★やフォローと違い、気軽に『なかなか良かったぜ』『キュンとした』とその時の気分でつけるものです。

履歴も残らないので、読者にとっても嬉しい機能かなと思います。

応援したいけど影から応援したい方もいらっしゃいます。

そんな照れ屋さんや忍び読みさんにとっても便利機能なので、是非ご活用ください。

【その他、色々な使い方】
お気に入りのエピソードに、しおり代わりにつける場合もあります。
読者の方が色々な使い方をしていて勉強になります。すごいですね!

作者様へ

応援はつけてくださるだけでも貴重なことです。感謝の気持ちを忘れず心に留めましょう。

・レビューについて

カクヨムでは、読者が作品の良さを他ユーザーへ伝えるためのレビュー★としています。

皆様は理解されていると思いますが、批評家の感想を書く場所ではありません。誹謗中傷は言語道断です。

詳細は下記の引用をご覧ください。

カクヨムの作品評価は、読んだ作品が面白かったりためになったりした時に好意的な評価を行い、他のユーザーへその作品の良さを伝えるためにあります。
そのため、★評価は一つでも★がつけばその作品が良いものである証としておりますし、おすすめレビューは良かった点を紹介することをお願いしています。

カクヨムからのお知らせ

作者の皆様。

不適切なレビューがあった場合は、適切な対処として冷静にカクヨムへご連絡しましょう。

ファンや読者をトラブルから守るためでもあります。何もせずにレビューが消えていた場合、カクヨム運営が先に削除しているようです。

私のように酷いことを書かれても無感情の人間もいますが、傷つけられる作者もいます。人間、心身が資本ですからご自身の心を守ってくださいね。

・カクヨムでの著作権、ざっくり説明

最初に気になるであろう部分をざっくり説明します。

規約の文章で気になる著作権部分ですが、簡単にいうと次の通りです。

著作権(知的財産権)と著作人格権は作者様のものです。
皆様の心配する、作品内容の改ざんや改変などありません。

規約内容は引用として下記に抜粋しています。

会員が本サービスに送信した一切のコンテンツ及び情報(以下「コンテンツ等」といいます。)の著作権は、会員に帰属するものとします。

但し、本サービスの提供、利用促進及び本サービスの広告・宣伝の目的のために、当社は会員が著作権を保有する本サービスへ送信されたコンテンツ等を無償かつ非独占的に掲載、配信、複製および派生著作物を作成すること、並びに当社の関係会社に対してこれらの権利を再許諾することができ、会員はこれを許諾するものとします。

カクヨム利用規約

次に、著作人格権も知的財産権も同じく、カクヨム側が内容やキャラクター改変をすることはありません。

勝手に複製され配布されることもありません。

詳しく知りたい方は、カクヨムのガイドラインヘルプセンターが分かりやすくて、充実しているので確認してくださいね。

デメリット・メリットと使用感

2023年3月26日初登録し、3月29日時点での感想と5月30日の感想です。
また発見、気づきがあれば記載していきます!

・実際の使用感 感想

メリットの方が大きい、よくクリエイターのことを考えられているサイトだと感じました。

機能が分かりやすくTwitterをマイページに記載できる欄や、ロイヤリティプログラムも説明が分かりやすく、細かい所に手が届く初心者でも使いやすいです。

・デメリット

3月29日……正直、今のところはデメリットは【無い】です。また実際に作品を投稿してみて記載します。

5月30日……少し慣れてきましたが、デメリットは無いですね。しいて言うなら読まれないことですね。これはアピールをしていないからだと思われます。

必要なアピールというとSNSではもちろんですが、公式イベントに参加したり読む場所でもあるので作家同士フォローしあい交流していないからかと感じましたね。

・メリット

3月29日……UIデザインに優れているので機能も使いやすく、クリエイターサポートの充実している。今のところ気づいた部分はこんな感じです。

5月30日……カクヨムの仕様でGoogleAnalytics(UA)を導入していたのですが、もうすぐ終了なのでGA4で使用可能にしませんかと質問と要望を出しました。結果は公式から出ている通り、残念ながら連結サービス終了でした。

しかし、返答の文章を読んで対応が素晴らしい会社だと実感しました。転載出来ないので詳細は書きませんがスタッフの苦悩と熱意が文章で伝わって来ました。

なので今後もカクヨムさんで投稿し続けようと思います。スタッフの方々に今一度、感謝をお伝えいたします。

あとがき

いかがだったでしょうか。

私は小説も趣味で書いているため、プロの方には物足りないかと思いますが、忙しい方へ少しでも手助けになればと思います。

検索するのは容易いのですが……秀逸な長文なのです。そのため、最初にざっくり確認したい忙しい方向けの記事を書いてみました。

少しでも、夜道を照らす月明かりになりますように。

Thank you for watching!

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